すると後ろの方から3人が走って来たのが見えた。
「あっ!」
「2人発見ー!」
五十嵐くんがあたし達を指差していた。
「はぁ…。めいと中津くん、早すぎ」
「ごめんね!紗希ちゃん!中津くんはちゃんと注意したから!」
するとスタスタと冷静な顔をした瞬が
中津くんの前まできて口を開いた。
「お前、自分勝手に行動しすぎ。俺らついて行けない。んで、めいまで巻き込むな」
「…ひゃー!神谷くんからの冷たいご説教だぁ」
ふざけた様子の中津くんに瞬の負のオーラはますます大きくなる。
やばい。
これはまずい!!
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