「ちょっ！中津くっ！！」
離して！と暴れると
今度はギュッと手を握られて
「よし！行こうバスへ！！」
「きゃぁ〜！！」
すっごい勢いでバスまで連れて連行されました。
「めっ…めい…」
「大変ねー。めいちゃんモテモテで」
「あ、望美。いつの間に！」
「あの2人、なんかおもしろいことなりそうね♪望美達もバス乗ろっかぁ」
望美はチラッと瞬の方を見て
瞬の眉間にしわを寄せた顔を見ると
ふふっと楽しそうに笑った。
「…？ 望美、どしたの？」
「なんでもなーい♪」
そしてスタスタとバスの方へと向かう。
「瞬、機嫌悪いねー？」
「光輝…。なんで笑ってる」
「いやー。おもしろいことになってるから♪」
「俺は眠たいだけ」
「そっかー！眠たいとイライラするもんねー♪」
「お前、うざい」
そう言って、瞬もバスへと向かった。
