【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜





「だから…思わず家を飛び出してきてしまいまして…。紗希ちゃんに助けられました」


同居してることも、

瞬とケンカしたことも話してしまった。



でも、


望美ちゃんなら分かってくれるって信じてるから。



「めい…。ばかっ!!もっと早く言いなさいよ!1人でずっと悩んで…!!しんどかったよね?」


すごい勢いであたしをぎゅーっと抱きしめてくる望美ちゃん。


小さい体なのに

すごく、あったかくて涙がでる。



「ごめんね。望美ちゃん…。ありがとう」


「当たり前じゃんか!!……じゃあ、めいは神谷くんのこと好きなんだよね?」



あたしはこくりと頷く。




うざがられても、あたしは好き。


悔しいけどすごく好きなんだ。