「なんで紗希がそんなに嬉しそうなのよ?」 笑ってる紗希ちゃんを見て、 微笑む千鶴さん。 「千鶴〜?そろそろ行かない?って、邪魔したかな?」 開きっぱなしだったドアから顔を覗かせたのは 誠実そうな男の人。 「あっ!うん。ごめんね!行こっか」 そう言って立ち上がった千鶴さん。 「ラブラブしてらっしゃい!」 無邪気な紗希ちゃんは、お姉さんと男の人を茶化す。 いつも紗希ちゃんはお姉さんらしいのに、 本当のお姉さんの前ではこんなに子供っぽいんだなぁ。 見てて微笑ましくなる。