「はぁ〜…」 1人の部屋で大きくため息だけが響く。 あいつに強くおされたところ 結構いてぇし。 いや、そんな力は強くなかったけど。 なんか、めっちゃ拒否られた感じがして痛い。 よく考えれば 中津とめいがメールしたくらいで何ムキになってんだろな。 でも、 俺のいいところいっぱい知ってるって笑顔で言ってくれためいを…。 中津に取られるのがいやだった。 「だっせー。俺」 思わず恥ずかしさで顔を手で隠す。