「できたよ」
瞬の体が離れる。
「ありがとう」
あたしはお礼を言うとまた皿を洗い出した。
それでも横には瞬の気配を感じて
不思議に思い、瞬の方をみると
あたしの髪を急に触ってきた。
「ふぇ!?何!!?」
びっくりしすぎて変な声がでた。
「お前の髪…」
そう小さな声でつぶやくと
きれいな指はあたしの髪の毛先を絡ませ
その整った顔の筋の通った鼻に寄せる。
「俺のシャンプー、使った?」
ふっと嬉しそうな、楽しそうな顔をして笑って見てくる。
でもあたしは、触れられてる髪のせいで
何も考えられなくなりそう。


