ぽちゃんっと湯船に浸かり
今日の出来事をいろいろと思い返す。
なんか、濃い1日だったなぁ。
「はぁー…」
瞬と紗希ちゃんと同じ班になれて良かったけど、喜べないし。
それに中津くん!
ほんと分かんない!
あんな人と実行委員ってあたし大丈夫かなぁー。
気を紛らわしたくてシャンプーをする。
手を伸ばしたあたし用のシャンプーの横には瞬のシャンプーがある。
「瞬…紗希ちゃんと何があったんだろ?」
瞬のこと結構わかってきたつもりなのにな。
でももっと近づきたい。
どうしたら…瞬は笑う?
瞬のシャンプーを見つめて考える。