俺の女


愁洩 「俺が働いて金を作る。俺だけじゃねぇ。こいつらも働いてくれる。」



仲間達が頷く。



愁洩 「俺は…恋嘩と結婚して…こいつらと皆で子供を育てていく。」

男1 「…なんの根拠で子供を産むんだ。」

愁洩 「…恋嘩を愛してッから。愛し合って…俺らの間にできた子だから。」

男1 「…ふんッ…達者だな。くだらないガキ同士の愛ごときで…人生を捨てんのか。」

愁洩 「…んだとッ――」

諒弥 「…愁洩」



殴り掛かろうとした愁洩の腕を諒弥が掴む。



恋嘩 「子供ができて人生を捨てるわけじゃないよ…。またみんなで…新しい人生を作っていくんだよ!」

女2 「今のうちはね…綺麗事ばっか言ってるけど…実際産んだらそんな生ぬるいもんじゃないわよ。」

恋嘩 「―――ッ…」

美蘭 「お母さんは関係ないじゃん!!口出ししないでって言ってるでしょ!?」

女2 「あたしがそーだったから言ってるのよっ!!」



母親の言葉に、美蘭は言葉をなくした。



女2 「…ごめんね美蘭。こんな母親で。」



そう言って父親と共に先にその場を去った。
父親は、美蘭を少し見て「すまない」と呟いて去っていった。