智弥 「うぇ?どーしたんだぁー???」

美蘭 「ちょっとー!恋嘩に飲ませたのっ?!」



美蘭が声をあげて走ってくる。



隼莵 「いや。まだ一口も飲んでねぇーよっ?」

美蘭 「えぇ…?恋嘩ー???」



タッタッタッ…

トイレに行った恋嘩を追い、背中をさする美蘭。



美蘭 「大丈夫?」

恋嘩 「うぅ…気持ち悪いっ…」

美蘭 「気持ち悪いの?」



美蘭が恋嘩のおでこに手を当てる。



美蘭 「ちょっと…熱っぽい?」

恋嘩 「ん…最近…なんかおかしいのよね。生理もなんか…」

美蘭 「……」



美蘭はなにか感づいた顔をした。



恋嘩 「…どーしたの?」

美蘭 「…恋嘩。」

恋嘩 「はぃ?」

美蘭 「病院行くよ!!」



美蘭が恋嘩の腕を引っ張る。



恋嘩 「えぇッ?!大丈夫だって!」

美蘭 「いいからッッッ!」



ダダダダダッ―――――



愁洩 「大丈夫かぁー???」

美蘭 「あんた!タバコやめなさいッッ!!!」

愁洩 「うぇッ…はぃッ…」

美蘭 「諒弥!!!ごめん!タクシー呼んで!」

諒弥 「はぃ???」

美蘭 「いいから!お願い!」