好きになった人、愛した人。

いつだって責任を感じていた。


だから、叔母さんと交代で太一におにぎりをつくり、部屋の外から声をかけていた。


なのに……。


実際に本人から言われるとこんなにも痛いんだ。


大学の近くの小さな公園に入り、真っ直ぐ水道へと向かう。


下向きの蛇口をめいっぱいひねると、そこに頭を突っ込んだ。


秋の冷たい水が頭を冷やしていく。


嫌なことが一瞬だけ消えるようなきがする。