いつもの公園に着く。


「なぁ、沙奈……

もう、お仕置きとかいいから

キス…しよっか?」


「え…
うん…
いいよ!」



「なぁ、学校のみんなにバラさないか?」


「血祭りが怖いよ…

ただでさえ伊月人気なのに…」


「そん時はぜってー俺が沙奈を守るから!

沙奈が男に触られるの嫌なんだよ。」


「伊月は私の王子様だからいつだって助けに来てくれるよね?」


「もちろんだよ。」



「じゃあ、バラそっか!

伊月にベタベタしてる女の子、これ以上見るなんていやだもん!」


「顔真っ赤だよ?笑

沙奈だってやきもち焼いてんじゃねーか(笑)」


「ぷぅ」


って言って私はほっぺを膨らませたんだっ!


でも、顔そらされちゃった(泣)


「ごめんね!

変な顔して!!

もう一生しないから!!」