私は目を疑った。 綺麗な女性。 それでいて可愛げがあって。 「ああ、こいつは月島、俺の高校の時の2個下の後輩で、同じ部活だった。で、こいつは今の俺のクラスの西森、学祭実行委員な」 春村先生がお互いを紹介する。 「初めまして、月島遥です」 遥…さん。 「西森…水希です」 「西森は今の学年トップなんだ、月島の鈴波兄弟と同じだな」