「今日もいい?」


「あったり前でしょ!」




2学期が始まった。


桐原さんと華は一緒にお昼を食べなくなった。


華はあたしと茉侑とお昼を食べるようになって、桐原さんは別のグループに混ざるようになった。


あたしも茉侑も華がいることは歓迎していた。


桐原は華のこと気にしてない素振りで実はよく見ていた。




「嫌われちゃったかな」




華がつぶやく。




「あんな女に嫌われたっていいじゃん!あたし達がいるし!」




茉侑は桐原さんに否定的だった。