「ちょっと…言い方キツすぎない?」


「西森さんは黙っててよね」


「なんで、あたしのせいじゃん」


「黙れって言ったの!」




桐原さんは睨みを利かす。




「茅ホント変だよ?水希ちゃんは悪い子じゃないし、茅だって仲良くなれるよきっと…」


「何言ってんの?おかしいのは華だよ」


「えっ…」


「華はあたしの親友だよね?ねえそうでしょ?」




桐原さんが華ちゃんの前に立って上から圧力をかける。


クラスの中がどよめく。


二人は親友、喧嘩しない、とずっと思っていたから周りも困惑する。