駅前で武司君達と待ち合わせしていた。


私の家に好きな人が来るんだ!

私にとっては大事件で、部屋の大そうじで昨日は疲れたり。


私たちは、駅前の旅行会社で沢山のパンフレットを貰った。


海か山か?


色んなプランがあって迷う位。

心の中ではみんな思っている事は同じ。


好きな人と行けるんだったら!

何処でもいい!!


私たちはお菓子やら飲み物を買い物して。


予定時間にセーフで間に合った。


そして渓君が来た!


「今日は美佐ちゃん家になんてびっくりだよ。」


「驚くよ!デカイんだから。」

愛子も余計な事言う!


「私も、楽しみなの!」


あらら、智美ちゃんまで言うんだよね!


そういえば?


愛子が今日、渓君に聞いてみようと思ってるみたい。


あれから、愛子の中では当たりを確信していて。


「渓は、レンタル屋の誰かに?恋してるよ!
あれからCD返しに行った時も私を何だかさ?警戒してたんだよね!」


愛子はそんな事を、考えてるみたいで。


どうなる事やら。


「ごめん!」


武司君が走って来た!


智美ちゃんがわざと、耳元で囁く。


「来ちゃったね!キャー」


「じゃあ行きますか!お嬢様宅へ!」


どうしよう?


心臓がドキドキするよ!


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