恥ずかしくて…。
でも?

嬉しくて…。

武司君の顔を見ながら、

「私から!言うつもりだったのに〜!」

笑いながら、武司君は、私の頬を抓った。

「俺の勝ちかな?」

「もう!!」

またまた、恥ずかしくて!
ボールを武司君の顔に、押し付けた。


しばらく…。
二人で遊んでしまった!

「あいつらは?多分。俺達を二人きりにさせたんだよ!」


みんなやりそうな事かもしれない。

私たちは、手を繋いで、
浜辺へと戻って来た。


「マジで?みんな何処行ったのかね?」

不安になって、武司君に聞いた!


「大丈夫だよ!いざとなったら、携帯があるし!」

海の家に、荷物を預けた事を思い出した!


「そうだね!」


「美佐ちゃん?花火大会は俺と一緒に行ってね!」


「うん!!」


私たち…。

やっと…!

「彼氏と彼女」

なったんだね!

太陽が、私たちを輝かす。
夏が過ぎて秋や冬になっても?

太陽は、私たちを温かく、見つめてくれるよね?

私の横にいる君も…。

そう。


「君は私の太陽だ!」



End