ちょっと、びっくりして、落ち込んだ。

明日の支度も終わって、リビングに降りた。

お父さんが、ソファーに座りお茶を飲んでいた。

喉が渇いた私も?麦茶を持って、お父さんの横に座って、質問をした。

「そんなに?可愛くないかな?」

お父さんは、テレビを見ながら、こう言った。


「お父さんにとって、美佐は可愛い娘だよ!」


その一言に、すべてがこもっていた。

なんだか?涙が出そう・・・。

よくテレビドラマで?お嫁さんに行く心境とか?
何で泣くの?とか思ったけど。

この頃、自分でも泣き虫だと分かったの。

「私が、いつか?お嫁に行くなんて言ったら、どうする?」

お父さんは、テレビから視線を私に移した。

「悔しいけどなっ!美佐の愛した人だから、仕方ないよな?」

「ふーん?」

「美佐は嫁にいっても?パパの子だ!」

「そうだね!」

そう言うと、お風呂から、出てきたお母さんが、

「明日から、旅行でしょ?早く寝なさい!」

私達の会話が終わった!

私も!お父さんの子供で、よかった。

なんだか?
色んな人から、勇気を貰った気がした。

ベットに入ったけど?

なかなか、寝られなかった!