「日野、なんで平野がいるんだ?」
「え?平野って、那智ちゃん?」
キョトンとしながら聞き返す日野に、コクッと短く頷いて返事した。
「えっと、那智ちゃんも一緒に勉強したいんだって」
「ふーん。平野、オレの勉強の邪魔すんなよ」
「し、しないわよ!」
それならいいんだけど。
できればオレと日野の時間も邪魔しないでほしい。
「おし、図書館行こうぜ」
「う「早く行こ!」
平野が日野の返事を遮った。
なんだコイツ。
やけに張り切ってやがる。
しかもオレにベタベタとくっついてきて、歩きにくい。
「なぁ平野。ちょっと離れてくんねぇ?」
「えー?なんで?」
「歩きにくい」
「そっか」
どーせなら、退いてほしい。
なんでわざわざオレと日野の間に入ろうとすんだ?
平野の考えが全くわからねぇ。
本人に悪気がないのは確かだが。
この勉強会、どうなるんだろうか。
ちゃんと勉強できるのか、今から不安になってきた…。
「え?平野って、那智ちゃん?」
キョトンとしながら聞き返す日野に、コクッと短く頷いて返事した。
「えっと、那智ちゃんも一緒に勉強したいんだって」
「ふーん。平野、オレの勉強の邪魔すんなよ」
「し、しないわよ!」
それならいいんだけど。
できればオレと日野の時間も邪魔しないでほしい。
「おし、図書館行こうぜ」
「う「早く行こ!」
平野が日野の返事を遮った。
なんだコイツ。
やけに張り切ってやがる。
しかもオレにベタベタとくっついてきて、歩きにくい。
「なぁ平野。ちょっと離れてくんねぇ?」
「えー?なんで?」
「歩きにくい」
「そっか」
どーせなら、退いてほしい。
なんでわざわざオレと日野の間に入ろうとすんだ?
平野の考えが全くわからねぇ。
本人に悪気がないのは確かだが。
この勉強会、どうなるんだろうか。
ちゃんと勉強できるのか、今から不安になってきた…。