王子様と眠り姫





「何の資格がないって?」





え……




「ひ…豹先輩⁈」



振り返ると、キョトンとした顔をしている豹先輩が立ってる。



「あっ。片桐先輩!見てくださいよコレっ!」



そう言って、鮎夏がさっきのメモを豹先輩に渡す。



「ふーん。告白かぁ…」



「そーなんですよぉ〜。今月で4人目!
ほんっと姫那ったら、モテてモテてしょーがない…」



「ちょっと鮎夏っ!そのこと誰にも言わないって約束したのに…」



そんなあたしの話は耳に入っていなそうな先輩は

何かを考えるような顔をして、その後
いきなり口を開いて。


「……たまにやばい奴とかいるだろ。
…それって、大丈夫なのか?」