そして、お母さんやお父さん咲姉が消えたと同時に頭が割れるくらいに痛くなった。

そして、目の前に見えるのは、白い板状のもの。それは、天井だった。

ここは何処??何でこんな所にいるの?

「り…ゅう…き?」

ベットに、龍輝がもたれて寝ていた。

私は、そっと龍輝の頭を撫でた。

すると、龍輝が目を覚ました。

龍「う…ん……あれ、奈々子目覚ましたのか。」

そう言って、ナースボタンを押した。

「よく寝た??」

龍「あぁ。それより体大丈夫か?」

「うん。」

龍「みんなに電話してくる。」
 
「うん。」

そして、龍輝と入れ替わりで医者と看護師が入ってきた。

医者「調子はどうですか?」

「大丈夫です。」

医「でわもう少し入院しましょう。」

「はい。」

そう言って医者は出て行った。

看護師「では、包帯を変えます。」

包帯を交換してくれた。

「ありがとうございます。」

看護師は、包帯を変えてくれたら出ていった。