あのあと、野良さんを無理矢理眠らせ、家に帰すまでが大変だった。

しかし、本当の試練はここからだったりする。



「おいっす、おかえり。さっそくですが今日の更新記録を……アイデデデデッ!」



森にある管理人家へと帰れば、トラブルメーカーである愚弄人が、さも当たり前のようにソファーで寛(くつろ)いでいた。

ならばその頬を千切りたくなるも必然で。思いきり引っ張ってやりましたよ。



「で、夢はここへ何しに来たんですか」


「もち!暇潰し……って、待て待て待てっ!なにその右手にある果物ナイフ!超こぇえんだけどっ!」



しどろもどろ、アゲイン。