俺は激甘男子の親友(仮)です。



暗い落合はどよーんとした雰囲気を纏ったまま俺を睨む。



「……よくもこの僕を差し置いて沙羅ちゃんと密会なんてしてくれたね。」

「は!?」

「……しかも『惚れた』とか…」



一体いつから居たのやら。落合は塞ぎ込む。


軽く鬱状態だが嫌がらせの件に関しては聞いてなかったらしく胸を撫で下ろす。それは沙羅ちゃんも同じでホッとしていた。