「約束」涙の君を【完】




携帯を見て、ガバッと起き上がって携帯に出た。


「祥太?」


【優衣、今からそっち行くから】


「今から……?」



時計を見ると、10時になるところだった。


「もう、10時になるよ?」



【どうしても、今……】




祥太……



「どうしたの?何かあったの?」



【とにかく今から行くから。


着いたらまた電話する】








携帯が切れて、なんだかいつもと様子が違う感じがして、



不安が過った。



祥太……なんか変だ。




私はベッドから立ち上がって、


コートを羽織り、ポケットにプレゼントを忍ばせた。





会えるけど、なんだろう……この気持ち。