「約束」涙の君を【完】





薄暗い部屋に一人きりになった。




そばにいてほしかったのに……




私は制服のジャケットを脱いで、ベッドにかけると、


布団の中に潜り込んだ。



祥太のにおいに包まれて、幸せを感じた。



ここでいつも寝ているんだ……




想像してしまったら、胸がきゅんとしてしまって、

さらに布団に潜った。


ドキドキして全然眠れない。





何回も寝返りをうっていたら、



ドアが開いて、祥太が入ってきた。




祥太は2リットルのペットボトルと二つ重ねたグラスを持っていた。





そして、私の顔を上から覗き込んだ。






私は布団から顔を出した。






「眠れない」




祥太は笑って、ローテーブルの上にペットボトルとグラスを置いて、



ベッド脇のラグに座り、

グラスにお茶を注いだ。





「飲むか?」




目の前で言われて、私はベッドから起き上がった。





祥太はお茶の入ったグラスを持って、



ベッドに腰掛けてきた。