ードンっ

「…ったぁ…」

思いっきり地面に打ち付けられた。

ったく、なんでだか。

「ばーか。」

そんな声が聞こえて振り替える。

「…クウ…」

「ばか。ほんとばか。」

「…別にばかでもいいもん。」

「はいはい。
じゃあ、どこの時代へ行きたいですか?」

みんながいる時代…なんて言えたらなぁ…なんて思いながらも口は違うことを言う。

「………現代へ…」

「……了解」

クウがそういった瞬間、パァーと辺りが明るくなって、ドンっとどこかに投げ出された。