めろめろ、きゅん




「姶良君!もう同好会じゃないよ?」



萌はニコニコ笑う。そして部員達も笑い合う。ほのぼのした空間に――――げっそりした男が1人。言わずともがな顧問のこと。


南瓜先生は隅の方に座り、板チョコに“X'mas”と書かれたショートケーキをつついていた。



「うげえ。甘っ。よくこんなの食べれるなお前等。クリスマスっつったら普通はチキンかピザだろ。」



キョトンとして顔を見合わせる。そして萌がプッと吹き出すと、萌につられた部員達も笑いだした。


口の周りは生クリームでべとべと。しかし萌は気にせず『だって、』と言い、顧問の南瓜先生に笑みを向けた――――甘い物は、皆を笑顔にさせる。



(『スイーツ愛好家だもん!』)







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