「…ぶ、部長からのお知らせです。今日の試食会はこれにて終了とします。ただちにお片付けをしましょう。そして早く椿君のお家の和菓子を堪能するのです。」 「…了解。」 「…おっけぇ萌ちゃん。」 「…ッス。」 中々テンションが上がらない一同。 こんな危ない物を作ってしまった恐怖感が今一つ消えない。とりあえず和菓子で口直しをしたい彼等はいそいそと片付けを開始した。 (え!“甘味研究同好会”は調理室への立ち入りを禁ずる!?)