王子様の恋物語


「れ、レイのことが……」

「うん?」


若干、下から見上げる状態になっているリィ
自然と上目使いになり…可愛い


「レイのことがっ…す――」


バターンっ!


「ふぇ?!」
「は?!」


リィが重要な言葉を言おうとした時
部屋に響いた扉が荒く開いた音

そんな音とともに現れたのは…


「リィ…迎えに来たよ?」


変態王子だった