「ンッ…ふぁ…」


深く深く口付ける

若干、理性が崩壊しかけてるのは自覚してる
でも、止まらない


「レイ…ちょ…待っ…ッ」

「待てない。喋るなよ。キス…しにくい」


それだけ注意して、再び唇を塞ぐ

どれくらいキスを交わしていたか分からない
気付けば、俺にされるがままのリィ…


うん、さすがにこれ以上は…マズイ
そう判断した俺は、僅かに残っていた理性を働かせ、リィを解放した


「ン…はァ…」


唇を離すと、くてんっと俺に身を預けるリィ


「平気?」

「ん、平気…ただちょっと…酸欠」


歯止めが効かなくなってたことに、ちょっと反省…

そう、一人で反省してるとリィの腕が俺の背に回る

そして、ギュッと抱きついてきた


「レイ…」


そんなリィを抱き締め返す

そうやって、しばらく二人で抱き合っていた