王子様の恋物語


「………ぅえっっ?!!」


俺の言葉にワンテンポ遅れて反応するリィ
そして、軽いパニックを起こしている


「な、ななななに言っ…言って…!?」


驚くリィは、まさかの後退
リィの背後には池


「っわ!きゃぁっ!?」

「あ!馬鹿っ!!」


リィの体が後ろに傾く
俺は慌ててリィの腕を掴んだ

しかし、足場が悪く…


バシャンッ!


仲良く二人で冷たい池にダイブした