王子様の恋物語


なんだ嫌われた訳じゃないんだ
俺との婚約が嫌になった訳じゃないんだ

だったらもう迷わない
俺はリィを選ぶ


「リィ…」

「…ん?」


まだ困惑気味のリィを呼ぶ
そして、リィの目を見て伝える







「俺、リィが好きだよ」