王子様の恋物語


「街中探索よく行くの?」

「たまにね。ほら、百聞は一見にしかず…って言うじゃん?」


そんな会話をしながら街中を徘徊する

最初は、俺が居ることに驚いてた街の人も、俺が徘徊することに慣れたらしく…


「あら、レイ様!今日は、リィ様とご一緒なんですね?」


声を掛けて来たのは、桃農園のおじさん


「えぇ、そうなんです。ところで、作物の方はどうですか?」

「レイ様が教えて下さった、駆除剤がよく効きまして…ごらんの通りです」


おじさんの指差す方には、みごとな桃が実った木があった


「よかったです。じゃ、俺達は行きます。暑いので気を付けて下さいね?」

「はい、レイ様方も…お気を付けて」


おじさんは頭を下げながら、俺達を見送ってくれた