そのまま人通りの少ない路地に来た。 なんだありゃ、誰か居るし。 「どうしたんスか?」 睨み付けられた、見ず知らずの少女に。 「うるせぇ。」 少女は僕にカッターを突き付けて呟いた。 怖いからやめてくれ、マジで。