Summer memories

砂浜に一番最後に来た人がアイスを奢る。


これは、あたし達の夏の掟。


大輔が決めた。


「ばーちゃん!チョコアイスとラムネアイス!」


ここは、海の真ん前にある駄菓子屋。


あたし達が生まれるずっと前からあって、


今いる、トキおばあちゃんは3代目らしい。



「はいよ。120円だよ。今日は誰がドベだったのかね?」


「俺だよ。」


大輔はテンション低めに答えた。


「はっはっは!また大輔かね!可哀想だから、
一本おまけにやるよ。大輔選びな。」


「よっしゃあー!じゃ、俺もチョコアイス!」


「ばーちゃん、ひいきだよ!ずるーい!」


「ほらほら、文句言わずに早う学校行ってきな。」


「へーい。」


「ばーちゃん行ってきまーす!」