「そうそう。 じゃあ夏祭りでねっ!!」 「うん! ばいばいっ」 もう、私の家と紫月の家から近いところまで来ていた。 …ここを八代くんと歩いたんだ……。 勉強会の後、送ってくれたんだよね。 会いたい、とか思ったり。 私、本当に八代くんが好きなんだ…。 ╼╼╼╼╼その日の夜はホワホワしてて、雄がキモいとかなんとか言っても、全部スルーしていた。