そして、3人には何も言わずに俺はグループを作り招待する。何も知らずに、3人はすぐに承認した。グループチャットの画面には、
あさ:おーじ、これどゆこと?
ゴミ:ゴミ様がきてやったぜぇえ!おーじちゃん説明しろー!
ユン♪:?
という書き込みがされた。グループチャットに書き込む前に「あさ」と「ユン」にムシに俺の性別をバラさないでとだけ個人チャットを送る。
今ここでムシに俺の性別がバレると、きっと協力してくれなくなるだろう。それでは今後の作戦に支障がでる。チャット上のムシの性格は明るく、誰とでも仲良くなれるタイプ。それに、人と打ち解けるのにあまり時間を要さない。
この中で一番利用価値があるために、今はまだ切るわけにはいかない。
俺は「あさ」と「ユン」からの「わかったよ」という返事をみてからグループチャット画面を開いた。
おーじ:突然ごめんねー 3人に話したと思うけど、妹をどうにかするためにこれからこの4人で色々やっていこうと思うんだ
あさ:突然だな(笑)
おーじ:嫌なら抜けてくれていーよ
ゴミ:俺はどこまでもおーじちゃんについていくからね!!見捨てないからね!!
おーじ:ありがと(笑)
ユン♪:あたしも協力するっていいましたし、いいですよーっ!
あさ:俺もー!なんか面白そうだし!
おーじ:皆ありがとう じゃあまず、一旦、あの出会い系サイトやめてくれる?
あさ:え?
ユン♪:なんでですか?


