僕はある視線に気付いた。 その視線の先にいたのは、人間でも僕が知ってる動物でもない。 ーーーーーー人形だった。 猫の人形… その姿はとても美しい… 130cmくらいの身長で白いスーツを身にまとい蝶ネクタイを着けている。 瞳は宝石で出来ているような輝きがあった。 その宝石のような瞳でこちらを見詰めてくる。 僕は恐怖という感情が有りながらも興味が勝った。