「何の話?面白そうだけど…」

俺の隣で寝てたはずの茶髪が話に入ってきた
こいつの手元…
ギターやってんな

「部活の勧誘?」

「まぁそんな感じだよね」

「何部の?」

「そりゃあ、軽音部」

「あ、俺と歌娜入る予定なんだけど…」

そう言って美音の前に居る、金髪メッシュの美人の女の子を指差す

「パートは?」

「歌娜がボーカル、俺はギター」

やっぱ、ギターか

「あ、俺恋未パートはドラム」

「後、ベース居れば完璧じゃね?」

良いこと言うな…こいつ

「だよなぁ…」

美音をガン見して言う

「って、入れば良いんでしょ?」

呆れたかのように美音は呟く