「────高等学校に…」
眠たい。校長の話ってなんでこうも長いんだろうか。
「───…。」
「──美音だよね?」
私が眠りの世界に飛んで行っていると後ろから低い声が聞こえた。
「は?アンタだれ?」
振り向いた先には金髪。
「あ、わかんないか…。俺恋未だよ。」
頭の中で、恋未って名前の金髪を探す…。
私がいつも行く、ライブハウスのドラマー…。
ではないよね。
「…わかんない。」
「美音、軽音部入んない?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…