渡せるかな・・・。

ハヤトは甘い物が大好きやけど・・・

トリュフと生チョコと焼チョコ

・・・って、量多かったかな・・・?

まぁいいや。

・・・振られたら、もぅ会われへんかな?

あ"ーーーー怖い。

「あ、ハヤト。」

制服にベージュのコートを着てる。

・・・・・・かこいい。

ちゃんと制服着てるの、初めて見たからかな?

ここは、ハヤトとユウトが通ってる学校の前

もちろん、後には

「がんばれ!ユイ」

「ファイト!ユイ」

ユウトとミカが応援してくれる。

「はや・・・」

声を掛けよと思ったけど、

大量の女子に囲まれ中のハヤト・・・

泣きたい。

ミカの方に振り返るけど。

「ホラ、行って来い!」

ってゆって、くるって回って、
ドンって背中を押された。

そんなん、ゆわれてもムリ。

「あ!ユイ!!」

ハヤトに見つかった・・・とゆうか、見つけられた。

周りの女子を押しのけて、うちの前に来た。

「どうしたん?ユイって学校の場所
知ってたっけ?」

う・・・女子の目が怖い。

「ねぇねぇ、ハヤトクゥ~ンこの子誰?」

甘い声・・・うわっ美人ばっかり。

「こいつは・・・まぁ、幼馴染・・・やな。」

やっぱり・・・うちは幼馴染止まりか・・・。

「で?ユイどうしたん?」

「うん、コレ渡しに来ただけ。んじゃ」

走り出そうとするうちの腕をハヤトが止めた。

「ゆうことないんか?」

ハヤトにそうゆわれた。

・・・うちに告白しろとっ!?

ムリムリ、ありえへんややろ。

      グイ

腕を引っ張られて顔が近づいた。

ヤバイ恥ずい・・・

周りからは悲鳴が上がった。

「ゆってや、ユイ」

う・・・この距離アウトです。

「ハヤトが・・・す・・・好きです。///////」

「で?俺にどうして欲しい?」

う・・・・・・

「つ・・・付き合ってほしいです・・・/////」

はぁ、死ぬかと思った、とか安心してたら

      チュ

!?ちょ、ちょっと待って。

いきなり聞えたリップ音・・・

/////////////ハ・・・ハヤトに

き・・・キスされた・・・!?

「ええに決まってるやん。好きやでユイ。」

      ギュ

うぅ・・・・・・神様

今日だけ、今日だけ泣く事を

お許し下さい。