「ヒマやな~。」

「ヒマやなぁ~」

全部オウム返し。

サスケが居らんくなったその日の夜。

うちらは、ハヤト達の溜まり場に居った。

「ユイ大丈夫か?サスケがなぁ・・・」

珍しくハヤトが優しい・・・

「う~ん。ムリかも・・・」

「大丈夫やって、な!ミカ!!」

ユウトと”ヒマヒマ”って

オウム返ししてるミカに振るハヤト。

「へぇ!?う、うん。」

突然でびっくりするミカ。

「あ、そうや何で別れたん?」

「本間や、それ知りたいな。」

ユウトに乗っかるミカ。

う~んゆわなあかんか・・・

「うん。ながいねんけど・・・」


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「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

全部を話終えた後に3人が黙った。

ほら、もぅ・・・

「ユイ・・・」

ミカが大きい目に涙をいっぱい溜めて

うちを抱きしめた。

「辛かったな、ごめん。気付かれへんくて。」

うちのために泣いてくれるミカ。

ありがとう、ミカが居れば大丈夫。
      
ポンポンポン

「おいおい、ユイは俺らを舐めてんのか?」

頭を優しく撫ぜながら、優しい微笑みのユウト。

舐めてないし・・・舐めても美味しくないもん!


あぁ、ヤバイ泣く。

「何泣いてるねん、チビユイお前は笑っとけ。」

う~優しかったのにぃ。



うちは、この3人が居ったら大丈夫みたいです。