「おい、何があったんや!!」
『!?』

ハヤトが叫んだ全員が見たのは、
下に居った人達が誰かを殴りあってる?

「おい!まてって落ち着け!」

ハヤトがゆっても聞かへん。
優しいユウトの顔も険しくなる。

『落ち着けってゆっとんねん!
バカどもが!!』

綺麗に見事に結うととハヤトの声が
ハモって溜まり場に響いた・・・。

すごい圧力・・・怖い。
その声で全員ピタッと止まった。
ほんで、その人達が殴ってたのは・・・

「サスケ!!」

うちは、人を押しのけてサスケに近寄った。
負けた時よりヒドイ状態のサスケ。

「おい!どうゆう事やねん!
なんで、サスケが居るねん!!
誰か説明せんかぁ!!」

ハヤトが切れただって、あんなに
大切そうに、サスケの話してたのに・・・。

「いや、急にコイツが訳分からん事言い出して・・・」
「意味分からん事?何やソレ?」

頭に血が上ってるハヤトに変わって、
ユウトが聞いた。

「いや、"ユイになにした"とかどうたらって・・・
それで、コイツ落合の所の・・・(ドカッ)」
「え!?ちょ、ハヤト?」

ミカがびっくりしてる。
はやとは、しゃべってたヤツの
言葉を遮ってその人を殴った。

「それのどこが意味分からん事やねん!!
自分の彼女連れて行かれてんぞ!!」

めっちゃ低い声でゆったハヤトは、
オーラがドス黒かった。

「ハヤト落ち着け分かるけど・・・
落ち着きや!」

うちはハヤトの方ばっかり見てて
膝の上に乗ってるサスケの異変に
気付かんかった・・・。