あれから、3日たった。 あれから私の頭の中にはいつも、恵の言った言葉が離れなかった。 『私もいつか散る その時に美樹にそばにいてほしかったから、話しかけたの。』 …散る? 散るってなんなんだ。 恵は今日も元気でクラスのみんなと話している。 私は自分の机に座って一人悶々としている。 そうすると、ヒソヒソ声が私の耳に届いてくる。 「恵ちゃんて、なんで木戸さんと仲いいんだろうねー」 「正反対の組み合わせだよね!不思議ー。」