いつまでそうしていたのかはわからない……――。 気付いたら、起き上がる気力もなく ベッドの上に上半身を傾けた状態で眠っていた。 窓の外を見ると、明るかった空が夕暮れどきを示していた。 部屋には、ザーッという雑音が鳴り響いたままだった。