「美空、中庭に行かない?」 「行くっ!!」 優と出会ってから一年。 初めの頃は、名字で呼びあっていたのだが 今では、「美空」「優」って名前で呼びあう仲までになっていた。 「ほら、ダンナが呼んでるよ」 クスクスと笑いながら冷やかす親友の陽奈の言葉に真っ赤になった頬を押さえながら、 「いってらっしゃい」と、陽奈の言葉に見送られ 先に部室から出て行った優の跡を追いかけた。