映像を繰り返し巻き戻す、一時停止をしてコマ送りで流される。
「ひい! なんだこれは!」
コマ送りにしているのに、その部分だけ画像がぶれる。物凄いスピードで浴室からトイレに、瞬時に動いているのが分かる。
画面には正体を捕らえた、映像がヒットしていた。
「これって……空中に浮いている? ここの影、手首がケースを持って移動しているのかしら?」
恐る恐る発言すると、冬馬が更に付け加えた。
「良く見てみろよ……この手首、裾もあるぞ――」
「本当……やだ気持ち悪い! なによこれ! 陸也、もう撮れたわけだし帰りましょうよ。幽霊もそうだけど――物凄く気分が悪い!」
「ひい! なんだこれは!」
コマ送りにしているのに、その部分だけ画像がぶれる。物凄いスピードで浴室からトイレに、瞬時に動いているのが分かる。
画面には正体を捕らえた、映像がヒットしていた。
「これって……空中に浮いている? ここの影、手首がケースを持って移動しているのかしら?」
恐る恐る発言すると、冬馬が更に付け加えた。
「良く見てみろよ……この手首、裾もあるぞ――」
「本当……やだ気持ち悪い! なによこれ! 陸也、もう撮れたわけだし帰りましょうよ。幽霊もそうだけど――物凄く気分が悪い!」


