「へいへい」
苛々した様子の陸也を尻目に、茂は周辺機器をテーブルに広げだした。
――右側には葉っぱの模様が二つ。左は?
目線を左に移すと、同じく白く描かれた模様があった。先程は大きな絵柄だったが、手の平サイズになっており、温泉マークのような模様だった。
同じようにそっと触れてみると、やはりスライド式に壁が開いた。
「女子の所にカメラを付けるとあれかなぁ? 取りあえず男子の寝床にカメラを付けるぞ。久実、そっちの部屋はなんだ?」
中へ入り込むと、そこは右がトイレ。左が浴室になっていた。
「こっちは洗面所みたい。一通り、生活ができるようになっているのね……」
苛々した様子の陸也を尻目に、茂は周辺機器をテーブルに広げだした。
――右側には葉っぱの模様が二つ。左は?
目線を左に移すと、同じく白く描かれた模様があった。先程は大きな絵柄だったが、手の平サイズになっており、温泉マークのような模様だった。
同じようにそっと触れてみると、やはりスライド式に壁が開いた。
「女子の所にカメラを付けるとあれかなぁ? 取りあえず男子の寝床にカメラを付けるぞ。久実、そっちの部屋はなんだ?」
中へ入り込むと、そこは右がトイレ。左が浴室になっていた。
「こっちは洗面所みたい。一通り、生活ができるようになっているのね……」


