「ああ、わ、分かったよ」
茂の姿が消えると、その後に直子、冬馬と入り込んだ。冬馬はバツの悪そうな顔を私に向けた。
――冬馬ったら……二人っきりになった時に、とっちめてあげるんだから!
「陸也、先に行って。カメラを早く設置しなくちゃならないでしょ」
「ああ、そうだな」
陸也は無精ひげをボリボリと掻き、続いて入り込んだ。
「わあああああ!!!!」
「なに! 茂! どうしたの!」
最後尾の私が一歩踏み出すと、茂の叫び声が聞こえた。慌てて下へ向かうと、背後の扉がパタンと閉まった。
茂の姿が消えると、その後に直子、冬馬と入り込んだ。冬馬はバツの悪そうな顔を私に向けた。
――冬馬ったら……二人っきりになった時に、とっちめてあげるんだから!
「陸也、先に行って。カメラを早く設置しなくちゃならないでしょ」
「ああ、そうだな」
陸也は無精ひげをボリボリと掻き、続いて入り込んだ。
「わあああああ!!!!」
「なに! 茂! どうしたの!」
最後尾の私が一歩踏み出すと、茂の叫び声が聞こえた。慌てて下へ向かうと、背後の扉がパタンと閉まった。


