「……良く聞いてくれ。俺の見たのは刑場の資料なんだ。
あのカタカナのキのような柱は男性用の柱、十字は女性専用の柱なんだ。男と女、体重を支える場所が違うため、あの柱ができたんだ」
「それって……どういうこと?」
「よく分からないけど……日本には昔、牛裂きという罪人を処刑する刑もあった――あの牛も意味があったんだよ!
つまり、この罰を与えるという行為は、本格的なモノ。
だから――茂は諦めた」
「だから諦めたって! ……茂は死んだの!?」
陸也は視線を落とした。
きっと、それが答えなんだろう。
私はずるい人間だ。こうなると、どこかで分かっていたのに……陸也にボタンを押させてしまった――。
あのカタカナのキのような柱は男性用の柱、十字は女性専用の柱なんだ。男と女、体重を支える場所が違うため、あの柱ができたんだ」
「それって……どういうこと?」
「よく分からないけど……日本には昔、牛裂きという罪人を処刑する刑もあった――あの牛も意味があったんだよ!
つまり、この罰を与えるという行為は、本格的なモノ。
だから――茂は諦めた」
「だから諦めたって! ……茂は死んだの!?」
陸也は視線を落とした。
きっと、それが答えなんだろう。
私はずるい人間だ。こうなると、どこかで分かっていたのに……陸也にボタンを押させてしまった――。


