「ねえ、さっき君なんていった?」

「耳聞こえてないんすか?オネエみたいっていったんですよー」

後輩が挑発する。泡沫はキレる3秒前だ。

先輩は半泣きになった。

そんな先輩に、山本が話しかける。
「なあ、お前3年?」

無言で先輩は頷いた。


「何組の誰だ?」

その瞬間。先輩は静かにキレた。

こいつら、私のこと忘れてやがる・・・!!!!

そう静かに思ったのであった。

「つーかホントに三年?見たことないんだけど・・・」

霧島の追撃。

先輩は完全にキレてしまった。

今は夏休み明け。仕方ないと思うがいくらなんでも酷過ぎる!!!

そう思ったのであった。

そして、さらに追撃。

「まさか転入生だったりする!?」